協会設立者:松崎みさメッセージ

 

酵素栄養学との出合い ─人生の転機─


松崎みさ

ひたむきに仕事と向き合っていた20代から30代。

それまでビジネスで成功することがすべてだった私に、
人生の価値観を変える出来事がありました。

娘の誕生です。

母になったことで人生において一番大切なものが、仕事から家族へと変化しました。また、娘が生後半年でアトピー性皮膚炎と診断されたことも、その後の生き方を変える転機となりました。痒くてかきむしってしまうために、血だらけになった肌着とシーツを数時間おきに交換する毎日。
しかし、強力なステロイド剤を使うことに抵抗を感じ、表面的な対処療法ではなく、根本的な治療方法を模索するうちに出合ったのが「酵素栄養学」です。

免疫強化治療法を研究している鶴見隆史医師主催の元で酵素栄養学を学び、

アレルギーだけではなく、病気の多くは腸の炎症が原因であること。
食べ物と食べ方が健康に直結していることを知りました。

それから普段の食事に酵素を取り入れたことで、娘のアトピーが半年で改善しただけでなく、私自身長年悩んでいたむくみが解消され、肌の調子も良くなり、さらには夫の脂肪肝も改善されました。

これをきっかけに病気を予防する食べ方に興味を持ち、からだ本来の力を取り戻す食事法「ナチュラルダイエット理論」を確立しました。

知識と共にハッピーを広めたい

酵素栄養学を学んだことで、健康に対する意識は高くても、食と健康が深く関係していることを知らない人たちがとても多いことがわかりました。日々の食生活を変えることで、病気になりにくい体が作られる。このことを多くの人に知ってもらいたいとの想いから、2010年、日本ナチュラルビューティスト協会を設立しました。

「いつもの暮らしにナチュラルをプラスしてライフアップ」をモットーに、無理のない、生活パターンに合った食事法を提唱しています。

また、「ナチュラルダイエット理論」を理解した仲間を増やすことで、食の正しい知識を広く社会に浸透させていくことを目指し、2011年に資格制度「ナチュラルダイエットマイスター」を創設しました。

さらに、自宅で講座を開くなど、資格取得者が先生として活動可能なライセンス講師制度も導入。学んだ知識を教えることで社会に貢献し、且つ、自分も対価を得られるという女性が活躍できる場を提供しています。このように誰もが情報発信できる仕組みを作り、加速度的に社会へ広めていくことは、真に私の得意とするビジネススタイルです。

日々の食生活で病気を予防し健康になる。体が元気になると、心がすっきりしてハッピーになる。知識を広めることで自分も周りの人もハッピーにできる。「ナチュラルダイエット理論」を広めることは、この2つのハッピーを世の中に広めることだと思っています。

キレイと健康のための知識を身につけたら、誰かにその知識をお裾分けしてほしい。これが協会設立の根底にある私の願いです。

ナチュラルダイエット

異文化体験を積んだ10代。仕事がすべてだった20代

ナチュラルダイエット

協会を設立する前は、中古車輸出会社を経営していました。仕事をしている母の姿を見て育ったからか、中学生の頃から将来起業することを考えていました。

私が幼少の頃、父の仕事の関係で南アフリカに住んでいたことがあります。現地では子育てをしながら自宅でヘアサロンを開いたり、ピアノを教えたりしている人が多く、22歳で結婚してからずっと専業主婦だった母は働く女性の姿に刺激を受けたようです。そして帰国後、何の経験もないところから人材派遣会社を興し今でも続けています。子供の頃からごく自然に起業を志したのは、こうした母の影響も大きいでしょう。

大学時代は一人旅ばかりしていました。ヨーロッパに始まり、中東やアフリカ、アジアなど、春休みや夏休みになるとバックパックを背負って出掛けました。今でも自分が知らない場所や国に行くことは大好きです。旅先で見聞きした異文化体験によって、改めて日本の良さをたくさん知ることができました。ひと言で言うのは難しいですが、海外での経験が様々な場面で生きていると思います。

大学を卒業して社会に出たとき、10年間修行して32歳で起業しようと決めていましたが、結局起業したのは26歳のときでした。

勤めていた経営コンサルタント会社で中古車販売会社を担当しており、まだ十分に走る車が大量に廃棄処分されていく現状を知ります。学生時代に訪れた、世界の各地で走っていたのは古い車ばかり。日本では車検の時期が来ると新車に乗り換えることが多かった時代ですが、アジアや欧米ではメンテナンスをしながら長く乗り続けます。

そこで、海外に需要があると考え、同僚と一緒に中古車輸出会社を立ち上げました。当時、中古車は現物を見て取引するのが業界の慣習でした。しかし、わざわざそのために飛行機を使って日本に来てもらうことは時間と費用の無駄だと思い、まだインターネットのない時代、FAXで在庫情報を発信し、受注する方法を取り入れます。現物を見せないやり方に、同業者からは絶対に上手くいかないと言われましたが、2004年33歳のとき、東証マザーズに上場することができました。

正しい食事で“病気予防”を

「ダイエット」の語源はギリシャ語で、「生活様式」という意味があります。「ナチュラルダイエット理論」は、ただ痩せること、体重を落とすことが目的ではなく、体の内側からキレイになるための食事法です。

一部の人しか病院に行くことができなかった時代、どの家庭でも自家製のお漬け物やお味噌などを作り、腸内環境を整える発酵食品を摂取していました。誰もが生きる知恵として、病気にならない食べ方を身につけていたのです。海外でも、例えばインドネシアのテンペのように、その国オリジナルの発酵食品があります。

医療が発達しているはずの先進国において、成人病が年々増加しているのはなぜでしょう。私たちは、「食べ物が体を作っている」という当たり前のことを忘れてしまっています。病気になったら病院に行って治せばいいのではなく、日々の食事で病気になりにくい体をつくり、病気を未然に防ぐ。この「予防医学」の考え方が一般的になれば、膨大な医療費問題も解決できるのではないでしょうか。

母になって目覚めた、新たな可能性にチャレンジし続ける

ファストフードやインスタント食品が生活に入り始め、伝統食を忘れつつある途上国にも成人病の増加という波が押し寄せ、先進国と同じ道をたどろうとしています。彼らに私たちと同じ轍は踏んでほしくありません。今後は、そうした諸外国にも「ナチュラルダイエット理論」を知ってもらい、その国に合った方法で知識を広めたいと考えています。

以前は仕事での成功を追求していた私ですが、娘の誕生と酵素栄養学との出合いにより、それまでとは違った人生の価値を見出しました。今は母として、妻として家族の健康を守り、共に過ごす時間を大切にしたい。そして、起業家としての自分の能力を磨き社会に貢献したい。一人の女性として、どちらも私なりのスタイルでバランスを取りながら、社会に必要な価値を提供することにチャレンジしていきます。

曾祖父は建設業で成功した起業家で、戦後私財を投じて“日本栄養学研究所”を立ち上げました。食糧難で、国民がカロリー不足に苦しんだ当時、いかに経済的に栄養を摂るかという内容の本を出版しています。一人の起業家として栄養学を広める。今進んでいる道は、私の中に刻まれているものなのかもしれません。

(社)日本ナチュラルビューティスト協会
設立者 松崎みさ